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【怖い話】恐怖のエレベーター①

恐怖のエレベーター


21: ぬし@\(^o^)/ 2014/08/20(水) 19:12:49.18 ID:bHTQXtWmi.net

仕事中にエレベーターに乗ることがよくあるんだよ。
お前らエレベーターに乗るときなんて何も考えないだろ?
目的の階数のボタン押して待つだけだ。

あれは夜の11時頃だったかな。
俺の使うエレベーターは入って真正面に鏡があるんだよ。
で、俺は地下1階から4階まで行きたかったんだ。
そして地下1階は夜中電気も消えてるし人影もないし、まぁ不気味な雰囲気プンプンなわけだ。
特別心臓も強くない俺だから正直そわそわしてたんだ。

怖い思いを我慢してエレベーターの前まで来た。
エレベーターは現在3階にいるようだ。しばらく待つな、と上ボタン押した。
エレベーターが地下まで来てドアが開いたんだ。何のことはない、普通だ。
そしてエレベーターに乗ったんだが
鏡に映る自分の全身を確認して振り返って階数ボタンを押そうとしたそのとき。

階数ボタンが全て押された状態なの。1階から最上階の8階まで。
全部だぞ?お前らションベンちびるだろ。
え?っと思って怖くなったが他に上に行く手段もないしそのまま乗ることにした。
ここで1番怖いのは初めの1階なのはわかるよな?

上に上がるエレベーター。1階に着く。
停まったがドアが開かねーんだよ。
おいおい。これやばいやつじゃねーの?
そして10秒くらいしたらまた上に向かうんだよ。
お前らこの恐怖想像できるか?

そんで2階で停まるわけだ。案の定ドアは開かない。
おいおい勘弁してくれよ。超怖え。
この時点で俺は心に決めた。4階停まらなかったら緊急ボタンを押そうと。
緊急ボタンてのは外にいる技術員と会話できるボタンのことだぞ。

そしてまた10秒くらいしたら上に向かいはじめるんだ。
ここでふと気になる。後ろ怖え、と。
全身映るだけの大きな鏡があって、なおかつ気のせいか気配を感じるわけだ。
やばい。見たくないけど見たくなるのが人間だよな?
だがその時点でかなりちびってた俺だ。見れるはずもない。

だが俺は何を思ったかドアの方を向いたまま後ろに下がってった。
鏡が背中に当たるまで。
見れないながらも誰もいないと確認したかったんだろうな。
背中に当たる鏡。特別何もない。

そしてエレベーターは3階に停まった。ドアが開いたんだ。
ドアが開く瞬間あることを思い出した。
3階はエレベーターのドアの向かいに全身鏡があることを。
つまりだ。エレベーターが開くと鏡が向かい合わせになる構造なんだよ。

瞬間的にやばいと思ったが時すでに遅く、俺はその暗闇の中に自分が映る鏡を見てしまった。
なんていうんだろうな。もう頭の中は無なんだよ。その瞬間は。

鏡に映る全身の俺。
鏡に映ってるのが俺だと認識していながらも全身に鳥肌が立つ。
寒さとは違う冷感。

俺は鏡に背をつけるくらい後ろに立ってたから閉まるボタンを押しにいくにも動く必要がある。
しかし動けないんだよ。
俺が避けた鏡に何か映りそうで。
恐らく10秒で自動的に閉まるだろうと無心で待つことにした。

ガシャン

とドアが閉まる前兆の音が鳴ったところで軽く息を吐く。
まだ問題は終わってないが向かい合わせの鏡で何もなかったことに安心したんだが。
恐怖は終わらなかった。

ドアが閉まろうとして動き出しているその機械音とは別に
遠くの方から駆け足のタタタッっていうような音が聞こえた。
いやこんな時間に誰もいないだろ。駆け足っておかしいやん。
と、自分に言い聞かせるがその駆け足の音は次第にはっきりと
しかも近づいているような気もする。

さすがにやばいやつだ。
俺はとっさに閉めるボタンを押しに前に出た。が
俺はそのときサンダルを履いていたんだが、
焦りからか右足が脱げちゃって不意に右足を見るような姿勢になった。
そして目線を自分の後ろの鏡に向けてしまった。

あ、と思ったがそこには自分が映っているだけだ。
そして鏡越しにエレベーターのドアが閉まろうとしている。
いやすでに半分くらい閉まりかけてたよ。
でもタタタッが頭から離れない。
いやすぐ近くに聞こえる。
もうそこまで。

タタタッが止まった。
エレベーターの前にいる。
瞬きすらできない俺。
エレベーターのドアが閉まるのがこんなにも長く、ゆっくりなことはないだろ。

もう少しで閉まるドアの数センチのところで何かがハアハア言ってるんだよ。
こう隙間から口だけ出して息をしてるみたいな?
何も見えはしなかったんだけど。恐怖MAX。

閉まれーっと念じたところでドアは完全に閉まった。
が。その瞬間ドアがドンドン鳴った。
そんな人間いねーだろww
しかも規則的な感じじゃなくて無差別に。まぁリズムを刻んでるわけでもない。
これは完全におかしい。

しかしそんなことは関係ないのかエレベーターは上に上がっていく。
ドンドンとドアが叩かれてる音は下の方に移動していった。
仮に4階に停まったところで既に恐怖を克服することはできないんだけどな。

それでも何か安心感があるだろ?
ため息まじりに息を吐く。

ふー。

ドンドン!!!! ドンドンドン!!!!

ッッ(゚д゚lll)!!!!??

そのドンドンが足の下から鳴り響いた。
不意に『うおっっ!!!!』っと声が出た。

恐怖を感じたが何か冷静だったんだ。足の真下をドンドンやられてるからそこから移動したんだよ。
そしたらそのドンドンっていう音がエレベーター内を移動してるのがわかった。
そしてまた俺の真下にきたときにそこで停まったドンドン。
さすがに怖いのは当然で、そのドンドンから逃げ回るように移動したが同じように俺を探し、真下に位置する。

気が狂ったか、俺は足を地団駄した。逆にドンドンしてやったわけだ。本気の力で目一杯。
するとチーンっていう音がした。
目線をドアの上の階数表示に持っていくとそこは4階だった。

開く!

話は前後するが、その日は当直みたいな当番で40代の先輩と2人勤務だった。
4階に事務所っていうか宿直室みたいなところがあってそこに先輩と一緒にいたわけだ。
そんで必要な書類が地下にあるってことで俺が取りにいってたんだよ。
だからこんなに恐怖を感じてても4階にさえ行けば先輩がいると安心感があったわけだ。

そしてドアが開く。
4階は明るく、ドアが開くと同時に光がエレベーター内に入ってきた。
ドアが開いたところに先輩が立ってた。

当然それにもビックリして声を出したんだけど
先輩が『なにしてんだお前?』と何事もなかったように声をかけてくれたのが一気に安心感を与えてくれた。
そのとき気づいたんだが既にドンドンは消えていた。



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