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【怪談】山道で浮遊するモノ/HN:キッシー

山道で浮遊するモノ/HN:キッシー


師匠の妖刀」という話しを読んで、少し驚いた。似たような体験をしたことがあるので。

5年くらい前の話です。

当時の僕は、車で意味もなく走るのが好きで、よく仲間とドライブに出掛けていました。

その日も喫茶店で二人の仲間、YとKでドライブに行こうと話し合い、Yが今日は日本へそ公園という所に行ってみないかと、場所の提案をしたんです。

僕とKは、特に行きたい所がなかった為、今日はそこに行こうと同意しました。

話しがまとまったので、三人で喫茶店を出て、僕の当時の愛車スカイラインに乗り込みました。僕が運転席で、Yが助手席、Kは後部席に座りました。

快適な走行だったんですが、元々出発したのが遅かった為、三田市近くまで来たのが、夜の10時頃だったと思います。

やがて車を走らせていたら、Yがあっち確か近道やでと、ある高速入口の下にあった、細い道を指差しました(地元の人しか使わないんじゃないかと思われる山道)。

僕は近道ならと、その道に進路を変えて入って行ったんです。

初めて通る、暗い山道だった為に、低速で運転していたんですが、15分くらい走った所でしょうか、竹林の道の中、なにやら丸いボールらしき物が、上下をフワフワと漂っているのが見えたんです。

僕は、最初それが見えた時、なんだか西部劇の映画でよく見る、ワラの塊のような物が上下を浮いている? あれが、なんで山の中にあるんだろう? と、ぼんやり思った程度だったんです。

やがて、ヘッドライトで照らされたとき、それがなんなのかハッキリと見えました。

人の顔!

それが、空中に浮いてたんです。

うおあ!そんな声を僕は出して、あれを見たら当然ですが、YとKも、うおっ!?と驚きの声を出してました。

僕は突然の事にパニックになり、ブレーキをかけることができず、車は前に進んで行きました。

そのまま進めば顔は、フロントガラスに当たる……はずなのに、顔はフロントガラスを突き抜け車内に入り、車の中央を進んで、真っ直ぐにリアガラスを突き抜けて、去って行きました。

少し進んだ所で、僕は震える足をなんとか動かし、車を停車してから、今のなんや!?みんな、あれ見たやろ!と声を上げました。

Y(ああ……、この世にフロントガラス割らずに、突き抜けれる物質が存在するんか?)

K(いや、物質じゃないやろ!あんなん初めて見たわ)

等の会話を三人で散々した後、僕らはもうドライブなど、怖くてどうでもよくなったので、その道を少し進んだ先にあった分岐点を左折して、車線を変更し地元に帰ることにしました。


そして、僕らは道に迷いながらも、なんとか地元に帰ることができました。

地元に着いてからは、友達を送る為にまずKの自宅に向かい、軽い挨拶をしてから別れ、次にYの自宅に向かったんです。

そして、次にYの家に着いたんですが、深夜だというのにYのお母さんが家から出てきて、凄い剣幕であんたらなに連れてきたの!?と怒られ、僕とYは塩を浴びせられて、塩まみれにされました……。


後日談ですが、Kと会う機会があり、あの顔の話しをしました。あの顔、男の顔やったなー?みたいなことを、僕が話すと、Kは本気で怖がってました。

理由を聞くと、Kはあの日飛んできた顔は、俺の体を突き抜けやがった、信じられんかったわ、そう話しました。

そういえば、Kは後部席から身を乗り出して、運転席と助手席の間から会話をしてた。顔はほぼ、フロントガラスの真ん中から真っすぐに、後ろに向かったから、接触の瞬間は見れなかったけど、顔がKに向かったのは確かだ。

Kが僕以上に、怖がるのも無理ない。

Kは、それから1年後に、心臓の病の為に、長く入院しました。以後病院に通いづめらしいです(元々心臓に持病があるのは聞いていたので、顔のせいではないと思う、たぶん)。


皆さんも、深夜の山道にドライブに行く時は、気をつけて下さい。

運が悪ければ見えて、トラウマになりますから。
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