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【怪談】離れ/HN:河上龍泉

離れ/HN:河上龍泉


初夜というものがある。

地方によってはその初夜は満月の夜で~を用意して~などときまった形、作法があるらしいが、これは佐竹さんという方の話。

佐竹さんの田舎では初夜は離れで迎えることになっていた。それぞれの家に母屋と離れがあるという。

母に聞いたんだが、初夜がすみ、初夜がすんだあとは嫁は離れで1ヶ月のあいだ寝なければならない。その間はなにが起きても絶対に離れからは出てはならない。そう言われていた。


母が言うにはたまに障子に影がよぎったり自分を呼ぶ声がしていたりしていた。

それで、なんとか1ヶ月のあいだ我慢し、やっと明日で母屋に帰れる。その夜、寝ていたら、急に天井いっぱいに長い銅の蛇のような影がざわざわとのた打ちまわっていたらしい。

怖くて怖くてさすがに眠れなかったという。ただ、のたうち回る影は

「赤子をよこせ」

ずっとそう繰り返していたらしい。

その田舎ではそれを「神」としていたという。しかし「神」であったはずのものがいつしか邪悪な妖怪のようになってしまい貢ぎ物をよこさなくなった。

町で子供が生まれてくると必ずなんとかして赤子を食らいにくるという。だから離れで結界をつくり、赤子をとられぬようにしていたという。
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コメント

[1119]
つまんない話w

駄文の中の駄文
[161] それは…

わかりませんが、多分いるかいないかは神様にはわかるのでは。
[159] 赤子をよこせ
赤子がお腹にいなかった場合はどうなるんだろうか…

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