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【SS】平成の切り裂きジャック/HN:いくゆみ

平成の切り裂きジャック/HN:いくゆみ


僕は何人も人を殺してきた。

何故かと聞かれれば困ってしまう。

人が睡眠を欲するように我慢出来ない事なのだ。

一時期は抗ったところで寝ずに生きる事は無理である。

僕には人を殺さずに生きる事が出来ない。

勿論捕まりたくはない。

そして殺したい。

僕が異常な事は自分が一番理解している。

次のターゲットはあいつに決めた。

『鈴木』というらしい。

僕は殺す相手を決めてから計画を立てる。

徐々に決めた計画を進めていくのだ。

過程も大切である。

ただ殺せばいいのではない。

美しく殺したい。

僕なりの美学があるのだ。


ターゲットの情報収集は大切である。

どのような死を与えるのかはターゲットの性格や行動によって決める。

「ふふふ…よし決めた」

美しく飾ってやろう。

決行は3日後。

下校途中で狙う。



「おい!」

後ろから声がした。

「なんでしょうか?」

僕は振り返り返事をする。

「手を出さないでもらおうか。あれは僕の愛する妹なんだ」

こいつ…僕の事を分かっていて話をかけてきたのか。

「なんの事でしょう?ってシラをきるのは無理そうですね」

大して強そうな奴ではないが、体格差はある。

「そりゃあ、そうだろう平成の切り裂きジャックくん」

僕が女性を殺し続けている事から付けられた通り名である。

女性しか狙わないのには理由があった。

体格的にも男を殺すのは失敗するリスクが高いからである。

「聞いてはいたが、こんな子供とはな…」

聞いていた?

どこから僕の事を…

こいつ何者なんだ。

警察ですら僕には辿り着いていないはず。

「お前、何者だ」

自分でも驚く程に低い声が出た。

「鈴木真一、探偵さ!なんてな」

どこぞの名探偵かよ。

こいつ子供だと思って舐めてやがるな。

油断してる阿呆ほど殺しやすい。

どんなに鍛えてる奴が相手であってもナイフは刺さる。

あの鈴木って女の子を狙いたかったが仕方ない。

今回はこいつで我慢するか。

「抵抗せずに一緒に来い」

彼はもう終わったつもりなのだろう。

「分かりました」

素直に従うフリ。

勿論、近づく為だ。

あと少し…

あと少し近づけば。

「ストップ!しまってるナイフを捨ててから、こっちに来てくれ」

油断してるかと思ったが意外と冷静な奴。

だけど…この距離なら走って刺せる。

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

「っつ…」

カランカラン

ナイフが手から落ちた。

「もうちょっと早く来てくれてもよかったんじゃね」

知らない男が後ろにいた。

冷静さを欠いていたのは僕の方だった。

「ヒーローは後からやってくる!少し遅いくらいがちょうどいい」

馬鹿そうな男だ。

こんな奴にやられたのか。

「子供相手に手荒な真似はあまりしたくない」

構えからして空手か。

どうやら、ここまでのようだ。

僕は馬鹿そうな方は無視して話をかけた。

「鈴木さんでしたよね。何故、僕の事が分かったんですか?」

これだけは僕には分からなかった。

「ガキにはまだまだ分からない事がたくさんあるんだよ。見える事だけが全てじゃない」

意味が分からない。

「お前の敗因は…たった一つだぜ…たった一つの単純な答えだ…お前は俺を怒らせた。妹に手を出すんじゃねぇ」

こいつ…シスコンかよ。

僕はこんな奴らに…。

でも…少し清々しさもある。

僕はやり直せるだろうか。

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仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。仕事ばかりで遊ばないジャックは今に気が狂う。
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その後もあとで読みたいです( ̄^ ̄)ゞ

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